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歯周病治療について
歯周病をコントロールすることが大切です。
歯周病菌により、歯肉や歯を支える骨などに炎症が起きるのが歯周病です。30歳代で8割の人が歯周病にかかっているともいわれています。自覚症状はほとんどなく、初期段階では痛みもないため、気付かないうちに重症化していることが多々あります。
抜歯をする必要がある患者さんの4割以上は歯周病が原因で、3割がむし歯によるものです。
歯周病はお口の中だけではなく、全身疾患と深く関連し、特に糖尿病は、歯周病によって悪化が懸念されることに加え、糖尿病により歯周病が悪化することもあります。
歯周病治療で思うこと
歯周病は、半年や1年ごとの定期検診で、治るものではありません。
歯周病治療は、時間がかかりますが、多くの歯科医院は、患者さんの不満がたまるため、あまり回数をかけて治療を行わないのが実状です。
当院では、時間がかかり回数が増えても、徹底した歯周病治療を行うことを大切にしています。
デンタルオフィス増田の特長
担当衛生士制
当院では、歯周病のスペシャリストでもある歯科衛生士が担当制で治療を行います。患者さんごとの状況を、責任を持って把握し、柔軟な対応、最適な治療を行います。また、目標に向かうモチベーションも共有することができます。
担当衛生士制は、患者さんとの信頼関係、コミュニケーションがとても大切で、仲良くなり、一生のお付き合いになることもあります。
治療計画書の作成
治療を行う前に担当衛生士は医師と話し合い、歯周病の治療計画書を作成します。治療計画書を作成することで、患者さんに分かりやすく説明することができます。疑問点や気になることなど気軽にお伝えください。
重度の歯周病にも対応可能
歯周病の治療には歯科衛生士一人ひとりの高い技術力が必要です。当院の歯科衛生士は向上心が高く、日頃から研鑽を積んでいるため、症状が進行してしまった重度の歯周病にも対応することが可能です。
治療方法
ブラッシング指導
歯科衛生士が、患者さんの歯並びやお口の状態を把握した上で正しいブラッシング方法を指導します。
基本を身に付けて毎日ブラッシングを行い、歯周病からお口を守りましょう。
SRP
「スケーリング」と「ルートプレーニング」という汚れを落とす処置のことを指してSRP(Scaling and Root Planning)と呼びます。定期検診や歯周病治療で行われるSRPは、一連の作業として行われます。
スケーリング(scaling)
スケーラーという器具を用いて歯の表面に付着した歯垢や歯石、着色汚れを取り除きます。当院では、細かくレントゲンを撮り、歯石が付着する場所をしっかりと確認しています。
ルートプレーニング(root planning)
歯周ポケット内の歯垢や歯石を除去し、歯の根を滑らかにしていきます。
フラップ手術
歯周ポケットの奥深くに歯石や歯垢がある場合は、歯肉を切開して歯石や歯垢を除去する外科手術で徹底的に歯周病の治療を行います。 麻酔に配慮するので術中も痛みはなく、術後痛みや腫れも少ないため安心です。歯周病が進行している方はこの処置が必要なこともあるため、患者さんと相談しながら決めていきます。
再生療法
歯周病が進行すると歯根膜や歯槽骨が破壊されてしまいます。
当院では、経験も豊富で技術的にも研鑽を積んでいる医師が再生療法を行います。
少しでも歯周病で減ってしまった骨を回復させたい人はご相談ください。
再生療法の手術は特に繊細な手術のため、使う器具もより繊細なものとなり、糸も拡大鏡を使用しないと見えない程細いものを使用します。そのためフラップ手術よりも痛みや腫れも少なくなっております。
費用
再生療法(1ブロック) | 80,000円 (税込)88,000円 |
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※スライドでご覧いただけます。
※メンブレン、骨補填材等の材料費を含みます。